先祖調査における活用方法
神社は仏教寺院の「過去帳」に相当する記録として、「氏子台帳」(うじこだいちょう)を保管している場合があります。ただし、仏教の過去帳と異なり、神社の記録は系統的・網羅的でないことが多く、個人や家の記録が残っているかどうかは神社によって異なります。
氏子台帳とは
氏子台帳は、神社の氏子(その神社の鎮守の氏神を信仰する地域の住民)を記録した帳簿です。明治期以前は各地域の氏神社が地域住民の把握に関与していましたが、戸籍制度の整備後はその機能が減退しました。
神社に残る記録の種類
- 氏子台帳:氏子の家・世帯の記録(存在する神社のみ)
- 社殿修築寄進帳:寄付者名・金額の記録(家名・当主名が記録されることがある)
- 祭礼記録:祭礼の担当者・世話役等の記録
- 棟札(むなふだ):社殿建立・修築時に記された記録
神社本庁について
神社本庁は全国約79,000社の神社を包括する宗教法人で、伊勢神宮を本宗とします。各都道府県に神社庁があり、神社に関する情報の照会窓口となっています。

